こんにちは!ヘイハチです。
さて、このサイトを見ていただいている方は、就職・転職用のポートフォリオに興味がある方だと思います。
専門学生や大学生でこれから就職活動を迎える方か、すでにデザイナーとして会社に在籍しているかたが多いのではないでしょうか。今日は就職したあとのキャリアプランに関してお話したいと思います。
学生の方もこれから就職するにあたって、第一希望の会社だけが全てではないということをわかってもらえるのではないかと思います。
デザイナーに終身雇用なんてありえない
終身雇用という言葉自体が死語になりつつありますが、デザイナーの世界ではもう何年も何十年も前から終身雇用はありえない世界でした。もちろん全てのデザイナーがそうではないと思いますが、実力とアウトプットで評価されるデザイナーの世界では最初に入った会社でデザインをし続けて定年まで勤め上げるというパターンは稀ではないでしょうか。
1つの会社に居続けることが悪いことではありませんが、1つの会社という1つのものさしの評価ではなく、複数の会社で評価される = 複数のものさしでの評価を手に入れれることで、デザイナーとしての市場価値は高まります。
この市場価値を高めていくということが、デザイナーにとっては常に向き合わなければならない大切なことなのです。
会社に入ったからと言って一生安泰なわけではなく、常に自己学習し、アンテナを張ってインプットを行い、仕事だけではなくプライベートでもアウトプットし続けないと、デザイナーとして一線で活躍することは難しくなってきます。
デザイナーになるということはそういう世界に足を踏み入れるということなんですね。その覚悟がない方はデザイナー以外の道のほうが幸せになれるかもしれません。
もちろん、最初に入る会社はやはり重要
終身雇用が崩壊しているからと言って、どんな会社でキャリアをスタートしても良いわけではありません。新卒として入社した会社が作っている商品のクオリティ、開発の思想、プロジェクトマネジメント、社風、役割分担など、会社によってその様相は大きく異なります。自分のデザイナーとしての価値観の基礎が作られるのは最初の会社の影響は大きいと言えます。
自分の価値観を決めたり、その後のデザイナーとしての生き方に多大な影響を与えることは間違いありません。最初に入る会社の選択はとても大事だということに間違いはありません。
また、転職が当たり前の業界とはいえ、直近の会社がどんな会社なのか、そこでどんな仕事に従事していたのかは必ずチェックされます。狭い業界ですのでどの会社もだいたいどんな会社は把握されているのです。
きちんとクオリティの高い作品を作っている会社に入社し、よりよい環境で仕事をすることが求められます。そういった意味でも最初に入る会社はとても重要ですね。
最初の会社は大事だけど、それが全てではない
最初に入る会社はとても重要です。それは間違いありません。
ただ、新卒時の就職活動がうまく行かなかったからと言って絶望する必要はありません。仕事へ向き合いつつも自己学習を続けることで転職を成功に導くことが可能だからです。
アンテナを張り、きちんと学習をし、アウトプットを続けることで技術は陳腐化せず、センスを磨き、仕事をスムースに進行する考え方が身につきます。こういう成長を続けていけば、自分のやりた仕事を実現できる会社に近づいていくことができるのです。
「最初の会社は重要だけど、その会社に縛られる必要はない。」
キャリアプランを冷静に考えながら今できることを継続することが大切なのです。自己学習の例は別の記事でお話したいと思いますので、ぜひそちらの記事もごらんください!
アイキャッチ:Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像