こんにちは!ヘイハチです。
今日から何回かに分けて、就職活動に欠かすことのできない面接に関してお話したいと思います。
皆さんは面接に対する対策はできていますでしょうか?
面接対策を調べてみると、たくさんの記事や本などが出てきますね。ちょっと読んだだけでもたくさんのことが書いてあって、面接対策にはいろいろな方法があるんだとわかります。
中にはノックの仕方やスーツの着こなしから、想定質問の練習まで推奨している記事もあったりしますが、個人的にはこういった対策は効果的ではないと思っています。
もちろん一般企業であれば、このような対策も必要な企業もあるでしょうが、ゲーム業界を始めとしたクリエイティブ、エンターテインメント業界ではあまり気にしなくていいでしょう。
マナーは大事だけど気にし過ぎは禁物
世の中には入室の際にノックの数をチェックして減点する企業もあると聞きましたが、本当の話なんでしょうか・・? 少なくともゲーム業界ではそういった話を聞いたことはありませんし、実際そんな無駄なことをしている会社はないでしょう。その話を聞いたときは冗談だと思いました。
ゲーム業界、エンタメ業界はそもそも実力社会の業界ですし、いかに良いモノを作り上げていくのかというところに重点を置いて採用をしていますし、新しい技術にも積極的で効率よく制作する必要があるため、考え方も合理的な企業が多いです。
ノックの数なんていうどこの誰が考えたかわからないマナーを知る必要も実行する必要もありません。そもそもノックの数のマナーなんてものを知ってる面接官のほうが少ないと思います。(皆が知らないマナーはマナーではありません) そんな事を知っていても良いモノを作るのにプラスになることはありません。
今でも手書きの履歴書を強要する企業もあるようですが、手書きかどうかでどんな能力を判断しているのか気になるところです。手書きかどうかで人物評価がわかるのであれば、そのロジックを是非教えていただきたいところです。
マナーは最低限で問題なし
もちろんマナーが必要ないとは思いませんが、最低限相手を尊重できる態度を取ることができれば問題ありません。もちろんノックの数なんて気にしなくて良いです。
これは人によるかもしれませんが、私の場合は敬語すら正しく使う必要はないと思っています。社会人ですら怪しいのに、学生で正確な敬語が話せる人はあまりいませんし、敬語が使えればいい絵が描けるわけでもありません。
相手を敬う気持ちは大切ですが、敬語に気を取られてしまい、自分の言いたいことが言えなくなってしまうことのほうが問題です。
ただでさえ面接で緊張しているのに正確な敬語で自分の言いたいことを的確に話すなんて無理ですよね。ゲーム業界やエンタメ業界では私のように考えている人は多いと思います。
敬語で話すのは大事ですが、あまり気にしすぎず、自分の言葉で話すほうがきっといい結果が得られると思います。
最低限ってどれくらい?
とはいえ、どの程度身につけていいか分かりづらいですよね。
個人的な感覚になってしまいますが、以下のようなことができていれば問題ないと思っています。
・挨拶をする
・「失礼します」などの声をかけながら入室する(自分から入室する場合)
・相手が入室したら席を立って迎える(自分が部屋にいて面接官が入室する場合)
・清潔感のある服装(ゲーム業界の面接は私服が多い)
・歯磨き、髪やひげを整えるなどの身だしなみ
・出来得る限りの敬語を使う
・遅刻しない
これくらいでしょうか。どうですか、あまり難しくないと思いませんか?
マナーを守ることは大切なことですが、囚われすぎるとガチガチになってしまって自分を知ってもらうことができなくなります。マナーは最低限で良いと割り切って、他のことに時間を使うようにしましょう。