就職用のポートフォリオで絶対に受からないパターンNo1はこんなポートフォリオです

ポートフォリオ

こんにちは!ヘイハチです!

今日もポートフォリオのことを話していこうと思います。

私はよく専門学校や大学にお邪魔して、学生さんのポートフォリオの講評をさせていただくことがあります。基本的には良い部分もピックアップした上で改善点をお話させてもらうのですが、たまにそれすらできずに少しお説教っぽくなってしまうことがあります。

つい先日お邪魔した専門学校の生徒さんにもちらほらいらっしゃったので、今回のテーマにさせてもらいました。

もしかしたら耳が痛い方もいるかも知れませんが、最後まで読んでみてください。

ズバリ作品数が少ない

これに尽きます。

作品やポートフォリオを作り始めた時期や人によって作品の数は変わってきますが、数が極端に少ないことはマイナスイメージにしかなりません。いい印象を持ってもらうことは不可能だと思ってもらっても問題ありません。

ポートフォリオはデザイナーとしての自分の技術や能力、趣味嗜好などを相手に伝えるためのコミュニケーションの手段です。作品数が少ないと自分の事を伝えるための情報力がとても少なくなってしまいます。

つまり相手には伝わらないのです。

モノ作りのモチベーションを伝えられない

作品数が少ないとこういう印象も持たれます。

デザイナーやモノ作りを職業にしようとしているわけですから少なくとも何かを作りたいというモチベーションがあって然るべきと考える方は多いと思います。

実際に仕事をしていると、何かを作るのが好きで、手間を惜しまずに制作物に没頭できる人はやはりいいものを作るのに欠かせないなと感じます。

キャリアを積むたびに制作物とコストを天秤にかけてしまうことがよくあるのですが、コストなんか度外視で何を作るかに没頭してきた人の感覚はやはり違います。いくらキャリアを積んでも気付かされることがたくさんあります。

いいものを作るには、モノ作りが大好きな人とじゃないとダメなんです。

作品数が少ないと、何かを作るのが好きじゃないんじゃないかと思われてしまうんです。

アドバイスもしづらい

ポートフォリオの講評をするときはいつも、いい部分も足りない部分も正直に話をさせてもらっています。

お互いの人生の時間を使って話をしているので社交辞令をしていても意味がないので、少しでも何かを持って帰ってもらおうと考えています。

しかし、作品数が極端に少ない場合、「作品をもっと作りましょう」という話しかできなくなってしまうのです。

ある程度作品があれば、作品に対しても、今後作るものに対してもお話することができるのですが、そのアドバイスすらできない状況になってしまいます。

これは時間がもったいないですよね。

どうすればよいか?

これは難しい問題です。

というのも、作品のボリュームは出そうと思ってすぐに出るものではないからです。

地道に作品作りを重ねていって少しずつ 少しずつ増やしていくしか方法はありません。

就職活動が始まっている方は焦ってしまう気持ちもわかりますが、焦っても作品は増えません。特にデザイナー採用は他の職種に比べて遅くまで募集される傾向も見られます。

既卒でも応募できる会社もありますので、まずは目の前の作品を完成させることが大切です。

長期的な戦略を練ってポートフォリオを完成させていきましょう!

アイキャッチ:Kranich17によるPixabayからの画像

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