【新卒向け】ポートフォリオ制作スパイラルその1【スコープ】

ポートフォリオ
ヘイハチ
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こんにちは!ヘイハチです!

今日は前回概要をお話した戦略的ポートフォリオ制作スパイラルの最初の要素「スコープ・目標」に関して細かくお伝えしたいと思います!

ポートフォリオ制作スパイラルの概要についてはこちらの記事を御覧ください!

〜〜〜〜記事のURL〜〜〜〜〜

スコープ・目標とは?

まずはポートフォリオ制作スパイラルの最初の要素「スコープ」です。

日本語でいうと範囲、視野、照準器といった意味になりますが、ここでは、目的となるプロジェクトの成果物の機能や要件のことを指します。つまり、目的を達成するために、なにをどこまで作るのかという要件定義を行うということになります。

ITの世界、特にアジャイル開発などではよく使われる言葉ですね。

言い換えると、志望している会社が求めているポートフォリオのクオリティ、量、形式などを割り出してどのような構成のポートフォリオを作るのかその範囲や内容を明確に定義するということです。

これができていないと、完成形の見えない手探りでの作品作りを余儀なくされ、自分の立ち位置もわからない不安を感じながら過ごすことになってしまいます。精度は人それぞれですが、強くイメージすることが大切です。

スコープの定義の前に・・

ヘイハチ
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と、急にスコープを定義と言われても難しいですよね。

自分が行きたい業界に向けてどんなポートフォリオを作ればいいのか最初から分かる人はいません。

それはいろいろな方法で知ることができます。ただ、まずは自分がどんな仕事に就きたいのかを考えることが大事なんです。

デザイナーといってもその職種は様々です。

自分がどんな業界でどういう仕事をしていきたいのか、将来はどんなポジションで仕事がしたいのか、本当におぼろげで構いませんので少しだけイメージしてみましょう。

キャラクターのイラストが描きたいでも、3Dで背景を作りたいでも、かっこいいウェブページを作りたいでも、取っ掛かりは何でもいいんです。自分のモチベーションがどの方向を向いているのかを知ることが大切です。

目標となる志望企業をターゲットしてみる

やりたいことがおぼろげにでも見えてきたら、次はどういう業務を行っている会社に行きたいのかが絞れるようになります。

ここでは仮に、キャラクターのイラストを描きたいと思っている人を例に考えてみましょう。

キャラクターのイラストを描くだけであれば、ゲーム関連のデザインを行っている会社であればどこでも描くことはできると思います。ただ、

・「他の誰かが作った世界観で、誰かが作ったキャラクター性に合わせてデザインを起こしてイラストを仕上げる」ということができればよいのか、

・「とある世界観の中でどんなキャラクターが存在するかを考えてデザインを起こしてイラストを仕上げる」ところまでやりたいのか、

・「コンテンツに合わせてどんな世界観にするべきかを考えて、実際に世界を構築していく」こともしたいのかによって、選ぶ会社は変わってきます。

今回の例で言えば、イラストが描ければいいだけなら選択肢はたくさんあります。そんなに大きな会社じゃなかったとしても、受託で他の企業から依頼を受けてイラストやゲームのデータを作る会社はたくさんあります。その中から選んでいくことができます。

逆に、世界観を作るところまでやっていきたいと考えているなら、自社で絵作りから行っている会社である必要が出てきます。オリジナルのタイトルなどを自社で開発している会社であれば、世界観の構築に携われる可能性は高くなってきます。

ヘイハチ
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どの会社でも絶対できないということはありませんが、その仕事を任されるチャンスの数は大きく違ってきます。

業界研究、企業研究を進める

こうなってくるとあとは、どのような業界でどんな業務を行っている会社があるのかを探していくことになります。

ほとんどの企業は自社のホームページを開設していますので、インターネットを駆使して自分で調べていくか、リクナビやマイナビなどの就職サイトを使ったり、学校の就職課の情報を取得したりすることで調べていくことになります。

最近は社員の方がブログを書いたり、インタビューに答えたりしている企業も多いので、そういった現場の話を聞くのは働くイメージを高めるのに有効です。

最後に、ポートフォリオのレベル感を知る

行きたいと思える会社がいくつか出てきたら、あとは応募書類の確認や、ポートフォリオのレベル感を知ることが必要です。

ポートフォリオに関しては、採用イベントなどで合格者のポートフォリオを見せてもらえる企業もあるのでそういった場を利用したり、学校の先輩でその企業に行った人がいれば、学校に作品が残っている可能性もあるので見せてもらったりすることで知ることが可能です。

ただし、個人情報になりますので合格者すべてのポートフォリオを見るのは難しく、レベル感を把握するのは難易度が高くなります。

やはり相談をおすすめします

スコープを見定めるのはとても難しいことです。

いろいろなところにアンテナを張って情報を取っていく必要があるため、時間がかかる上に、情報の精査も難しくなります。

学校やOG、OBの方と話すのも有効ですが、情報のある企業数は限られてきます。

業界に長く在籍し、採用にも深く関わってきた筆者はスコープの策定をサポートすることが可能です。

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